「チャレンジ!アーティスティックスイミング」が開催されました
7月21日(土)、ひろしんビッグウェーブでスポーツ体験事業「チャレンジ!アーティスティックスイミング」が開催されました。
※今年からシンクロナイズドスイミングの名称がアーティスティックスイミングに変更になりました。
多くの方はオリンピックのテレビ中継などでご覧になった事があると思います。水中で選手たちが一糸乱れぬ演技で観客を魅了する、とても美しい競技です。
と言っても、参加者の皆様はアーティスティックスイミングはほぼ初体験。基本的な部分を体験していただきました。
まずはウォーミングアップ。
写真には写りませんが、一定のリズムに合わせて腕を動かしています。
全員が同じタイミングで同じ動きをする、いわゆるシンクロですね。
続いては、一定のリズムに合わせて腕を一度上で止めます。
このあたりは、まだ皆さん大丈夫。
しかしここから難易度が上がってきます。
腕を上げる→曲げる→上げる→着水
腕を上げる→着水→上げる→着水
など、似たようなパターンの動きを練習しましたが、これがとても難しい!
技術的な問題ではなく、頭がついていけない!
ただ単にその動きをするだけであれば、少し練習すれば皆さんできるようになると思います。
しかし、「リズムに合わせて」「皆と同じ動きを」「同じスピードで泳ぎながら」やる。
動きを揃えるだけでも手一杯!
いかにアーティスティックスイミングが難しいかがよく分かります。
だからこそ、演技がそろった時の美しさは、皆様ご存知の通りです。
水中だけでなく、陸上での練習がとても大事です。
頭の中を整理して演技に臨むことが、より美しい演技につながります。
続いてはスカーリングの練習。
スカーリングとは、水を捉えて掻き出す手の動きです。
要するに、水泳の基礎の基礎です。
このスカーリングが、アーティスティックスイミングにおいて非常に重要です。
まずはビート板をお尻に敷いて、浮きやすい状態で練習してみます。
バタ足もせず、手をヒラヒラさせて静かに進んでいきます。
次はビート板を足で挟んでスカーリング。
結局、このスカーリングが上達したらどうなるのかというと…
こういうことが出来るようになるわけです。
テレビ等でよく見る動きですね。
これは現役選手のお手本です。
最後は、この日に習ったことを全部使って演技します!
まずは先生のお手本。
4人で綺麗な菱形を作り、形を崩さず泳ぎ同じポーズを決め…
水中で一回転してフィニッシュ!
お見事!
さぁ、皆さんもチャレンジ!
ちゃんとシンクロしてますね!
わずか2時間足らずの練習で、ここまで揃った動きが出来るようになりました!
そして全員そろって華麗にフィニッシュ!
…とはいきませんでしたが、それでも形になってます!
あっという間の2時間でしたが、その間に様々な技術を身に着け、仲間たちと同調して演技することの難しさと、上手くいったときの面白さ、体験していただけたでしょうか。
皆様、お疲れ様でした!
ご指導いただいたアーティスティックスイミング広島の皆様、ありがとうございました!