梅林(中段園路)
この林は、梅林です。
ここには、〇本の栽培品種のウメが植えられています。
早春の2月上旬から3月下旬まで花をつけます。大塚の森の日だまりにあるため、広島で最も早く開花する梅林のひとつです。
ウメは樹高が3~5mと、庭木に適した大きさです。元来は果実を目的に栽培しましたが、花が美しいので古くから観賞用にも植えられてきました。
お花見の対象としてサクラより長い歴史を持ち、奈良時代以前に「花」といえばウメを意味しました。江戸時代までは長く日本人の好みの花としてサクラよりも人気がありました。
ウメは寿命が長く、古木となっても力強く芽吹くことや、肌寒い早春に開花することなどからマツ、タケと共に慶事の象徴とされています。