この並木の樹形についての詳しい案内
この樹の下側(左側)は、園路の両側2列がタイワンフウで、水路を挟んだその外側に2列のアメリカフウが植えられており、合わせて4列の並木となっています。
このため、タイワンフウはアメリカフウの樹冠や園路に隣接する斜面によって陽の光が遮られることから、陽の光を求めて上に枝を伸ばし、樹の頂部に樹冠(小枝や葉の薄い層)を作り、その下の枝はなくなっています。
このため、樹冠の天井の下の園路の両側に幹だけが柱状に並んだゴシック建築の回廊のような美しい空間を作り出しています。