シラカシ(遊具広場)
この樹はシラカシ(白樫)です。
樹高は16ⅿで幹の太さは35㎝(胸高直径)あり、太陽の光を求めて、枝を園路側に5ⅿ、斜面に沿って5m伸ばしています。シラカシは自然の状態では光を求めて下り枝が地面の近くまでおりてきますが、この樹については、園路側と斜面側の下り枝はせん定で取り除いています。
シラカシは、冬場の厳しい気候に耐え、公園整備時に植えた高木の中で最も環境になじみ、旺盛に成長している樹で樹高20㎡の大木になります。カシの一種で、秋に小粒の実(ドングリ)を落とし、低木の植え込みに落ちた実から幼木が生えてくることから、樹木の間隔にゆとりがあるところでは、緑陰樹や景観樹として育てています。